データ復旧料金の相場(一例)
料金は業者・症状によって幅がありますが、参考として、提携先の一つであるデジタルデータリカバリー社が公式サイトで公開している価格帯を紹介します(2026年8月時点の掲載内容、最新の金額は必ず公式ページでご確認ください)。
| 媒体 | 論理障害(軽度〜中度) | 物理障害(中度〜重度) |
|---|---|---|
| HDD・パソコン | 25,000円〜105,000円前後 | 88,000円〜154,000円前後 |
| SSD | 33,000円〜105,000円前後 | 132,000円〜154,000円前後 |
| USBメモリ・SDカード | 19,000円〜42,000円前後 | 50,000円〜92,000円前後 |
| NAS(1ドライブ構成) | 89,000円〜154,000円前後 | 133,000円〜308,000円前後 |
| NAS・RAID(2〜4台構成) | 80,000円〜308,000円前後 | 132,000円〜506,000円前後 |
論理障害は「誤って削除した」「フォーマットしてしまった」「認識しなくなった」等の軽度〜中度の不具合、物理障害は「異音がする」「水没した」「落下させた」等、部品自体が損傷している重度の不具合を指します。物理障害の方が高額になりやすいのは、クリーンルームでの分解・部品交換など、より専門的な作業が必要になるためです。
料金を左右する5つの要素
デジタルデータリカバリー公式サイトでは、料金を左右する要素として次の5つが挙げられています。
1. 障害の種類と程度——論理障害か物理障害か、どの程度深刻か
2. 媒体の種類——HDD・SSD・USBメモリ・SDカード・NAS等
3. 容量と構成台数——データ量が多いほど、また複数台構成(RAID等)ほど作業が複雑になる
4. 作業内容——診断のみか、実際の復旧作業まで含むか
5. 依頼条件——緊急対応(特急)や出張の有無
同じ媒体・同じような症状に見えても、これらの要素の組み合わせによって金額は変わります。事前の診断なしに正確な金額を提示できる業者は、実質的に存在しないと考えた方が安全です。
「成功報酬型」とは
多くのデータ復旧業者は成功報酬型の料金体系を採用しています。初期診断・お見積りの段階までは無料で、実際に希望のデータが復旧できなかった場合は成功報酬費が発生しないという仕組みです。
ただし、障害の内容によっては、復旧の可否にかかわらず「作業費」が発生する場合があります。無料なのは「診断・見積もり」までなのか、「復旧できなかった場合の全費用」なのかは、業者によって条件が異なるため、依頼前に確認しておくと安心です(データ復旧の見積もりを申し込む前に確認する項目も参照)。
相場と大きくかけ離れた金額を提示された場合
相場より極端に安い金額を提示された場合、実際の作業段階で追加料金が発生する、または対応できる症状の範囲が狭い(結局対応できず別業者に依頼し直すことになる)といったケースがあります。逆に相場より極端に高い金額を提示された場合は、他の業者にも見積もりを依頼して比較することをおすすめします。
料金だけでなく、対応範囲(論理障害のみか物理障害まで対応できるか)、セキュリティ・プライバシーの取り扱い方針もあわせて確認することが、納得のいく依頼につながります。
よくある質問
# Q. 上の表の金額は、必ずこの価格になりますか?
いいえ。これは提携先1社が公開している価格帯の一例であり、実際の症状の程度、依頼する業者、緊急対応の有無等によって金額は変動します。正確な金額は、必ず個別の診断・見積もりでご確認ください。
# Q. 診断や見積もりだけでも料金はかかりますか?
多くの業者で無料診断・お見積りが提供されています。提携先のデジタルデータリカバリーも、無料相談・見積もりでキャンセル料はかからないとしています。ただし条件は業者によって異なるため、依頼前に確認してください。
# Q. 相場より高い金額を提示されたら、値下げ交渉をしてもいいですか?
料金の交渉自体を禁じるものではありませんが、まずは他社の見積もりと比較し、対応範囲や設備(クリーンルームの有無等)に差がないかを確認することをおすすめします。金額だけを見て安さを優先すると、必要な作業が省略され復旧できない結果につながることもあります。

